About diary
「ループに纏わる不快感」の稽古場日誌「稽古場に纏わる不快感」を連載しています。
現段階では「稽古場に〜」専用のページとなっていますが、今後の公演次第で構成を変更していくつもりです。
2007/10/28:最終回 『終わりました』
無事終了いたしました。たくさんのご来場まことにありがとうございました。
次回公演はまだ決まっていませんが、来年中旬にできればなと考えております。
あくまで予定ですけど。
ではでは、「稽古場に纏わる不快感」もこれで閉じさせてもらいます。短い間ですがお付き合いありがとうございました。
みんな良い顔してますね。
担当/又吉
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2007/10/27:第20回 『本番一日目終了』
台風が近づいてる中、無事一日目終了です。来てくださった方、あの雨の中本当にありがとうございました!
特に大きなミスも無く、でも大きくないミスはいくつかあった一日目、とても疲れました。
明日も頑張る為に、片付け後にみんなで蒸ししゃぶの店に行きました。
楽しそうでした。僕も最初は元気だったのですが、後半になるにつれて眠気に負けそうでした。
今日つけた英気を、明日全部残らず発散しようと思います。
泣いても笑ってもあと二回。四ヶ月の集大成をお見逃し無く。明日には台風も北上するらしいですしね。
担当/又吉
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2007/10/22:第17回 『追い込み』
今まで週二だった稽古ペースが今週から毎日となりました。
そりゃ今週末は本番なのだから、追い込むために忙しい皆さんのスケジュールを無理無理空けての強行スケジュールです。
みんな頑張っています。誰一人暇を持て余したり、余裕を持っている人はいません。
悔いのないように、あとそれぞれに課せられている目標を達成する為に疲れてる体に鞭打ちながら、私にはドリンク剤を供給しながら頑張っています。
でもそんな状況下での一枚
暗幕にフォールされているノジコ(神永)さんです。笑い乞食の彼女のタフネスさには唖然とした瞬間でした。
担当/又吉
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2007/10/17:第15回 『緊張する24歳』
去年まで学生だったのが三人、現役学生が四人のメンバーでほぼ僕らの基本部隊は構成されてます。
なので、みんななんだかんだ忙しそうです。ほとんどバイトもやりながらだし。
疲れも溜まってるのですが、そんなこと言ってもいられません。本番まで二週間を切っています。追い込み時です。
今こそ改めてヤル気を奮い立たせて稽古に臨もうと決心したときです、新手のモンスターが登場しました。
小林さんです。ACMでの稽古の休憩に様子見にきたといって、みんなにジュースを奢って頂きました。写真を撮る暇もないほど皆は喜んで飲んじゃいました。
だけどもその後の稽古は、僕一人緊張ですよ。顔見れませんよ。結構親しげに話してる昆が憎かった。なんだそのリラックス感は。そりゃおれが勝手に緊張してたんだけどさ。
いくつかアドバイスを頂き、また稽古へと戻ったのですがその後の通しが全然体力残っていなかった僕でしたとさ。
担当/ビビり又吉
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2007/10/14:第14回 『演出の渡辺です』
どうも、演出の渡辺です。
本番まで後2週間を切りました。練習も追い込みに入っております。今の練習の感じだと、あまり見たことない感じの芝居になりそうです。
だから皆さん、今月の27・28日はプロフェッショナルファウルの『ループに纏わる不快感』へ是非。チケットまだまだ残ってますよー。
さて、今日は堀原公民館で練習です。
いつもは集会室を使っているのですが、今日は違う団体サンが使っているので、隣りのホールで練習することに。
で、このホールに本番の尺と同じ仮舞台を作ってみると、こんな感じに。
完全に広さを持て余してますね。もう、今回の舞台があと3つくらい入ります。
以前の日誌でも書かれてましたが、今回、舞台がかなり狭いです。今日の練習は、部屋の広さ分、余計に舞台の狭さを実感した練習になりました。
次の練習場所は部屋の小さい五軒公民館。きっと今度は逆に広く感じるんだろうなー。
担当/渡辺
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2007/10/7:第11回 『五軒公民館の日』
こんにちは、濱田です。
10月7日の稽古は五軒公民館の日です。五軒公民館は部屋が小さいので通常なら芝居の稽古なんてとても出来ませんが、今回の芝居なら出来るのです。舞台も小さいですから。いやー小回りが利くって便利ですね!
と思って稽古に行ったら…公民館の入り口のシャッターが下りているのですよ。変だなと思いつつおそるおそるシャッターを上げたものの、無いんですよ、鍵穴が!預かってきた鍵を差し込める鍵穴が!
右往左往していたら通りすがりのおじさんに怪しげな目で見られるし、なるほど、赤いツナギを着た人間がこんなことをしていたら確かに不審者だな、なんて思いつつ焦っていたら誰かがひらめいたんです、「これ、裏口の鍵じゃない?」と。
冴えてますね。
中に入って稽古の前に昼食をとったんですけど、又吉君のお弁当なのですが
中に入って稽古の前に昼食をとったんですけど、又吉君のお弁当がなぜか山盛りのホットケーキ。自分で焼いたそうです。安かったらしいです、粉が。
甘い匂いがして美味しそうでした、ちょっと焦げてたけど。
関係ない話なんですけど、演出のきょんさんの実家では卵の代わりにマヨネーズを使ってホットケーキを作るそうです。あ、本当に関係ないですね。
それはそうと実は今日、オペをやっていただくパフォーマンス集団『キミトジャグジー』の首藤さんと山口さんが初めて稽古に来られました!しかもなんと差し入れを頂いちゃいました。わざわざありがとうございます!と思って頂いたものをよく見ると、なななんとエビセンもあるではないですか!
本当にありがとうございます!
それで肝心の稽古なんですが、8時間はやっぱり大変ですね。精神的に。
3歩進んで2,9歩戻る感じですかね…進んで無いじゃん。ふう、つかれた…。おやすみなさい。
担当/はまだ
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2007/10/5:第10回 『凶器!』
どうもこんにちわ、本日の担当はのじこでございます。
今日は小道具で使う銃の実験&稽古をしました。写真は火薬の準備をする浜ちゃん(浜田)です。
「銃と言ってもおもちゃのモデルガン。音がなるだけでしょ?」とタカをくくっていた役者の面々。
この直後、稽古場に悲鳴が響き渡ることになろうとは…。
怖いです。怖いです銃!音だけなのに!弾が入った状態で向けられた時の恐怖たるや、筆舌に尽くしがたいものがありますよ!怖いです!どのくらい怖かったかと言いますと…。
怖すぎて魂を抜かれてしまった演出。
でまあ、芝居の中で撃つ役者は撃つ練習を、撃たれる役者は撃たれる練習をしたわけですが…。みんな改めて「これって凶器じゃんよ!!」という大事なことを確認できた次第です。
本当に「怖い!」と感じるものを目の当たりにした時、人はどんな反応はするのか?ということを検証するとても身のある稽古になりました。…神経すり減ったけど。
ではまた!
担当/のじこ
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2007/9/26:第7回 『藤井隆』
どうも顔チェキで一番似てる芸能人が藤井隆のサトウです。
芝居の練習っていうのはドタバタするものです。どんなに静かな芝居だとしてもドタバタするのです。
我々の芝居なんてそりゃあ動きっぱですわ、畳の部屋だったら滑りますわな。ズルって、へたすりゃ再帰不能ですよ。
しかし、固定の稽古場をもたない我々は公民館巡りで練習場所を確保しなけりゃいけないわけで、日によっては和室なんてのもあるんです。
まあ何がいいたいかというと、この日の練習が和室だったってことなんですけどね。
まあ動き回れないってんで、ウチの演出がワークショップの日にするって決めたわけです。
写真はその状況なんですけどね。今回はセリフの言い回しが多少特殊だったり長めだったりするわけですよ。なんで、そういったセリフを自然に聞こえるようにするためにはどうすればいいかっていうワークショップをしたわけですよ。まあ他には個人の特徴を際立たせる訓練みたいなことをやったかな。
芝居をやる上で自分を知るということは大事なわけで、今回はそれを大切にしてるんです。で、今回のワークショップで皆が自分の攻撃方法(自分の存在を際立たせるための行動をこう呼んでます)としっくり馴染んできてる感じがしてちょっとびっくり。果たして自分は成長できてるんだか…。
担当/佐藤
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2007/9/25:第6回 『存在のぶつけあい』
どうも、演出の渡辺です。
今回の芝居は、稽古の中で、ちょっといつもとは違う基礎練習をいくつかやっていまして、その一つに、今日もやった「ニューつり橋」というのがあります。
これはその名の通り、「つり橋」という基礎連の改良版で、「つり橋」というのは、「1人しか通れないつり橋の上で、両側からやってきた2人が真ん中で鉢合
わせになった」という設定で、お互いに主張をしあって相手をどかすという、エチュード(即興芝居)の一種なんですが、この「ニューつり橋」はそれに、「お互い『どいて』としか言ってはいけない」というルールが追加されていて、それ故に役者は、言葉の力ではなく、自分の存在感そのもので相手と戦わなくてはいけなくなります。
今回の芝居は正にそういう感じで、狭い部屋の中、5人の役者が、それぞれの存在をぶつけあう、そんな芝居になればと、演出的には考えています。
だから役者の皆さんには、「自分」というものを見つめ直すという作業が求められていて、みんなそれに悩んでいるみたいです。
上の写真は車のカタログを見て悩む役者の面々。
ってオイ。芝居の事で悩めよ。
担当/渡辺
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2007/9/14:第3回 『衣装でございます。』
どうもこんにちわ初めまして、衣装スタッフののじこ(神長)です。今日は今回の衣装に関する話をさせていただきます。衣装公開っ。
ご覧の通りツナギです。ツナギなんです全員。写真撮ったら昆くん(手前のキメポーズの人)がうっとおしい感じになってしまいました。後ろの人たちが食べてるのは日誌にも登場したえびせんです。昆くんは「仕方ないから食べてやっかな」と言いながら食べてました。もうあげません。あと昆くんは今日「俺謙虚なんで」とかほざいてました。ボールペンで刺しときました。
あ、それから変な写真が撮れたので載せます。
手乗り昆くん。
衣装の話をしようとしたのになんか昆くんばっかりになってしまいました。
不本意なので次に担当が回ってきたときには絶対に昆くんの話はしないようにしようと思います。
では!(´∀`)ノ゛
担当/のじこ
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2007/9/13:第2回 『リラックスアイ』
どうも。ヤフーオークション大好きっ子の又吉です。
最近購入した商品で「リラックスアイ」というのがありまして、内原イオン内にあるフランフランのお店でも扱っていた、目のツボを振動によりほぐし、リラクゼーション効果を与えるという器具です。
今回それを稽古場に持って来ました。
良い気持ちになってる僕と妙なカンジになっている佐藤君です。
見事に全員から不評を買い、もう絶対貸さないと心に決めました。スゴイ気持ちいいはずなのに。
今度は「劇団演技者」のDVDでも狙おうと思います。
担当/又吉
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2007/9/11:第1回 『えびせん』
始まりました、「稽古場に纏わる不快感」。なんとか公演が終わるまで、ちょこちょこっと続けていければいいなぁ。
さてさて何を書けばいいのやら。
今回のカンパニーではお菓子係というのができまして。といってもノジコ(神長)さんが持ってくるお菓子をみんなが頂くという厚かましいことこの上ないんですが。
その中でも毎回登場するのがエビのせんべい。あの丸くて唇とかにペリペリくっつくやつ。
あれに群がるハイエナ達
僕も毎回頂いてます。おいしいです。でもお金は一円も払ってないです。毎回ノジコさんの自腹です。
ありがとうノジコさん。これからもタダでちょうだいね。
担当/又吉
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