=日時=
22(日)13:00〜/16:00〜
(開場は開演の15分前です。)
=場所=
=チケット=
メンバーのコメント
この作品は「ふくすけ」や「マイアミにかかる月」みたいなカンジにしたくて書いたのですが、思いのほか作風よりもキャラクターが気に入りだしました。
ただ何人かは終盤にいくにつれてツメが甘い設定で、それはもっとちゃんと書いてやりたかったなぁと。演者の方々がそれを埋めてくれはしたのですが。うーん。
ここでもツメの甘さが出てしまいました。
それでも能村君演じるプラダーウィリー症候群である為に最後トルエン君をガブ飲み出来てしまう「ノブト」と濱田君演じるシンナーを常飲しているが、それを爆発させて妹を救う「チャッタ」は結構気に入ってます。
もちろん他にも自分を「良い人」だと仕切りにいう「スナオ」だったり植田さんの演じる空軍パイロットだったり木谷君演じるダメ父だったり、正直キャラクターは本当好き勝手書かしてもらった分全部好きなのですが、この二つはラストシーンが序盤で思いついてたので、それに向けて書くことができた、というとこがありますね。
前回vol.3のコメントで「ハプニングの連続だった」と書きましたが、このvol.4こそ呪われてると感じた公演はありませんでした。
というのも終盤までは順調だったんです。ですが仕込みになってからでした。地獄絵図と化したのは。
ツメが甘かったといえばそれまでなんですが、とにかく仕込みの時間が無かった。半日で舞台を仕込んで照明や音響のリハーサルなどもしなければいけない、というスケジュールにより現場はアップアップ。
それなのに指示を出さなければいけない僕がちゃんと段取りを理解出来ずに効率の悪い仕込みとなってしまったという始末でした。
でも本来指示を出すべき昆が、卒業する為に単位が足りず急遽集中講義を仕込みの日に受けなければならなくなったのも要因だと思うので彼も悪いと思います。
そしてその地獄の仕込みの後、映像のリハーサルは本番当日にするつもりで家でクタクタになっていたところ、念のためとビデオのチェックをしたんです。すると肝心のビデオカメラのヘッドが汚れてて映像がノイズだらけでした映りませんでした。
これはマズイと泊まりに来ていたキョウスケと夜中2時からドンキホーテに車を走らせました。
他にも細かいのがあったのですが、忘れました。とにかく機材系のトラブルが多かった。
芝居の思い出はというとカーテンを多用した芝居だったので、僕は裏でその開閉をもっぱら重点的にやってました。とにかく人数がいつもより多かったので、着替えスペースはごちゃごちゃ。大体一人平均三役はやってもらってましたので、裏は裏でなかなかドラマチックでした。
あと千秋楽にもハプニングは起こり、舞台の三段ある一番上からハケる時に佐々木さんが転げ落ちたり、最後の最後で場転の為のカーテンが閉じなくなったり。本当大変でした。
でもその分打ち上げの酒がまあ美味しかったこと。良かった良かった。
またこんな賑やかなメンバーでやりたいです。なんだかんだ楽しかったですから。
又吉
ナンシーちゃんは自分にとってPFの初参加、初出演の作品でした。
そして緊張したかと聞かれれば、あまり。というのが正直なところです。それよりもこの芝居は無事上がるのか、という心配のほうが大きかった気がします。
仕込みのときなどは、客演の方々には迷惑かけてしまいました。申し訳ないです。
客演といえば、たくさん方々に出ていただき感謝いたします。
客演数がPFのメンバーの倍って、そりゃ又吉さんの演出も大変だったと思います。そのおかげでいろいろな方面の舞台人とも関係が出来ました。
そういった意味でも、PFにとってプラスになった公演でした。
小林